島月桃とタイリン月桃

沖縄では2種類の月桃が見られます。町中でよく見るのが原種の月桃 Alpinia zerumbet 。沖縄ではサンニンと呼びます。タイリン月桃と区別するため島月桃と呼ぶこともあります。1m程の高さで下向きの白い花穂をつけます。沖縄でいうタイリン月桃 Alpinia zerumbet var.excersa は下向きの白い花穂をつけますが、高さは2m程にもなります。島月桃と区別するためハナソウカまたは月桃亜種と呼ばれることもあります。精油成分や香りも島月桃とタイリン月桃では異なります。 6割以上をモノテルペン炭化水素が占める点は共通しますが、島月桃はリナロールや酢酸シンナミル、リモネンといったフルーティーさが際立ち、タイリン月桃は1,8シネオールやテルピネン-4-オールの含有率が高く森林調のすっきりとした香りになります。健胃を狙うなら島月桃、呼吸器の不調改善にはタイリン月桃の方が向いているということになりますね。月桃精油でのトリートメントのご予約はこちらから。

月桃は和精油のラベンダー

月桃は和精油のラベンダーだと思います。忍容性に優れ、作用範囲が広いので、誰にでもどんなケアにも使える精油です。また、相反する2つの効果が共存しているので、刺激作用もあれば鎮静作用もあり、極端な状態を落ち着かせて安定に導きます。ね、似ているでしょう?香りは全く異なります。リナロールよりはテルピネンや、1,8シネオールのすっきりとした香りが立っています。

月桃の抗菌、防虫、健胃作用は古くから沖縄の食生活を支えてきました。鎮痛、抗痙攣、鎮静、抗不安、去痰、利尿、通経、美肌効果も経験的に分かり、利用されてきました。最近では精油の成分分析が進み、抗酸化能が高く、脂肪燃焼促進、抗癌、抗アレルギー効果でも注目されるようになっています。

ベチバー精油の効能

ベチバーの根茎からは土や木の香りを思わせる赤みがかった茶色の、粘性の高い精油が抽出できます。土や木の香りって、どこか懐かしく、子供の頃を連想させますよね。足を地につかせるグラウディング効果で知られています。このため、神経過敏や睡眠障害、うつ、不安、依存症などに用いられます。分子構造が重いセスキテルペン、セスキテルペノールを主体とし、セスキテルペンケトンにエステルを僅かに含むという成分構成からも納得の効果です。また、美肌の精油でもあるんですよ~♪内臓とホルモンバランスを整え、心を安定させ、みんなでベチバー美人になろう!

我が家にベチバーがやってきた♡

グリーンベルト植栽活動のおこぼれを頂戴してきました。ベチバー精油に触れたことはあっても、精油原料を見たり、嗅いだり、育てたりしたセラピストは少ないはず。ベチバー苗を運ぶ車中に充満する濃厚な香りにうっとりしてしまいました♡根茎から赤みがかった茶色の、粘性の高い精油が抽出されます。土や木のような、奥行きのある香りで、単体では好みが分かれますが、ブレンドに加えると深み、温かみが加わり、ほとんどの方に気に入って頂けます。熟成度によって土や木のような香りから、甘い重厚な香りへと変化するのもベチバー精油の魅力の一つといって良いでしょう。

月桃GET!

我が家に月桃が来ましたぁ~♡まだ先にはなると思いますが、サロンの町内移転を計画中です。候補地に重機を入れた際、気になっていたのがそこに生えいていた月桃。辛うじて難を逃れた月桃の若芽を鉢植えにして持って帰りました。沖縄の人には月桃なんてどこにでも生えていると言われてしまいそうですが、月桃が好きでアロマセラピストになった私は月桃を見殺しには出来ませんでした。強引に根を切って持ってきてしまったので少し心配。たくましく根付いてくれますように。我が家のベランダで風に揺れる月桃を見ながら一人にやついています♪