アロマセラピーのメカニズム


人体の6割は水分で出来ています。水分量を適切に保ち、含有成分のバランスを整えることが健康の鍵を握ると言っても良いでしょう。体液バランスは神経系、内分泌系によって制御され、体液バランスが崩れると免疫系に影響が出ます。これらを統合するのが視床下部です。視床下部は大脳辺縁系と共に私達の感情や原始的な行動をつかさどっています。嗅覚は大脳新皮質を経由せずに大脳辺縁系に直接届く経路を持った感覚です。このためアロマセラピーは心とからだが密接にからみあった心身の不調を整えるのに有効だと考えられています。

こんな不調に向いています

ストレスによって体調を崩す個所は人それぞれです。お腹の調子が悪くなる方もいれば、生理周期や脈拍、血圧が乱れる方もいます。風邪をひきやすくなったり、不眠や頭痛に悩む方もいるでしょう。アロマセラピーは精油の芳香成分を用いて神経系、内分泌系、免疫系を調整し、こうした不調を改善することを目指しています。むくみや冷えといった水分代謝の調整にも力を発揮します。いずれの場合も急性期にトリートメントを行うべきではありません。症状が落ち着き、慢性化しつつある不調にこそ、アロマセラピーは向いています。

ストレスに関係しやすい疾患

消化器系

便秘、下痢、過敏性腸症候群、摂食障害


婦人科系

月経前症候群(PMS)、無月経、月経困難、更年期障害


循環器系

高血圧、低血圧、不整脈、静脈瘤


リンパ・免疫系

慢性疲労症候群、アレルギー、むくみ


呼吸器系

気管支炎、咽頭炎、副鼻腔炎、喘息


神経系

不眠症、頭痛・偏頭痛、坐骨神経痛


泌尿器系

膀胱炎、腎炎


内分泌系

糖尿病、甲状腺機能障害


骨格・筋肉系

肩こり、捻挫、関節リウマチ、変形性関節症、痛風、椎間板ヘルニア、骨粗しょう症