涙は3種類あります

涙は3種類あります。一つ目は基礎分泌の涙。微量ですが持続的に分泌され、目を乾燥から守ります。二つ目は反射の涙。目にゴミが入ったり、玉ねぎを切った時のような、刺激に応じて出る涙です。三つ目は感動・共感の涙。これは脳が発達した人間だけが流す涙と言われています。大脳新皮質前頭前野が活性化した時、この三つ目の涙が出ます。赤ちゃんは泣いて自身のストレスを周りに伝えます。小中高生にもなって自我が発達してくると悔し涙を流すことを覚えます。そして大人として十分に成熟すると、感動・共感の涙を流すようになります。これは他者の気持ちに共感して、実際には自分の身に起こっていないことに対して涙を流すのですから、高度な精神活動といえます。前頭前野の働きが乏しいうつ病患者さんの中にはストレスがたまって苦しいのに涙を流せない方がいます。泣くことは脳内の過緊張をほどく極めて有効な手段。たまには泣ける映画を見て脳内ストレスをリセットしてみましょう。