アロマでなぜ除菌、防カビ、防虫ができるのか?

植物の芳香成分でなぜ除菌、防カビ、防虫ができるのでしょうか?植物は生育環境に菌が繁殖しても、昆虫に食べられても、動物のように逃げることができません。このため植物はウィルスや細菌などの病原体から身を守り、昆虫に食べられないようにするための物質を体内で生成します。例えば木々はフィトンチッド(揮発性の殺菌性物質の総称)を放出し、生育環境を浄化したり、渋み成分や苦み成分、植物毒を作りだして食害を防いでいます。これらはウィルスや細菌、昆虫に対して有害に働きますが、人間が嗅いだり、食べたり、触れたりする分には穏やかな薬効を示すものが少なくありません。私たちが病気の時に使う薬の9割以上は、植物が自己防衛のために作りだすこれらの成分に由来しているのです。