五臓で捉えるふくれっ面

東洋医学では人の体質を肝、心、脾、肺、腎の五臓で捉えます。解剖用語の臓器名と同じですが、その臓器も含めた器官全体と精神活動をあらわすより広い概念で、これはちょうど人の一生とも呼応すると考えられています。子どもは肝が盛んな年代。西洋医学の肝臓は解毒を担当する消化器官ですが、東洋医学における肝は物質代謝を行う一方、筋の緊張を維持し、怒りの感情を制御する機能単位です。子どものふくれっ面も、五臓という目でみれば、自然の摂理にも思えてきます。